お子さんが散歩の途中で見つけたあの蝶には、行き先があります。動物園で撮ったトラにも。迷路とゴールと鉛筆を一本そえると、見慣れた写真がひとつの小さな冒険になります。
Lineoraは、写真を印刷できる迷路に変えます。 写真から生まれたキャラクターが片方の角からスタートし、反対の角でゴールが待っています。その二つをつなぐ道を見つけるのが、解く人の仕事です。「かんたん」「ふつう」「むずかしい」から選んで、一枚印刷すれば、解いて、ぬって、遊べます。
写真が、迷路に物語をくれる
まずは蝶から。写真の中では、緑の葉のあいだで羽を休めています。迷路のページでは、花までたどり着く手助けが必要です。蝶は写真から来たもの、花はLineoraが旅の目的地としてつけ足したものです。
トラの場合は、物語の両端がもう写真の中にそろっています。道に寝そべる動物がスタートのキャラクターになり、奥に写っていた赤い東屋がゴールになります。写真ではほとんど目に留まらなかった細部が、迷路の目的になるのです。
旅行の写真も同じです。岩の裂け目に立つ人がリュックを背負った探検家になり、遠くの像がゴールで待っています。
角の絵は、写真をもとにしたシンプルなイラストです。そっくりな肖像画ではなく、「ああ、あれだ」とわかる絵だと思ってください。上の短い見出しは、アプリの言語で書かれます。写真の細部をあなたとは違うふうに読むこともあるので、印刷の前に見出しに目を通しておくと安心です。
ちょうどいい難易度を選ぶ
三つの難易度で変わるのは、ページに入る量だけでなく、解いたときの手ごたえです。
- かんたん: 横に六マス。道は広く、道のりは短く、まちがった分かれ道は少しだけ。はじめて迷路に挑む人にやさしい入り口です。
- ふつう: 横に十二マス。道のりが長くなり、考える曲がり角も増えます。「かんたん」に慣れてきたら、こちらへ。
- むずかしい: 横に十六マス。曲がりくねった道と、途中でさらに枝分かれする長い行き止まり。来た道を戻るのが楽しい人に。食卓の大人も含めて。
解く人の根気と経験に合わせて選んでください。やさしいものを一枚解き終えて「もう一枚」と言われたら、それはもう十分にいい午後です。
カメラロールから、食卓へ
Lineoraで写真を選び、アクティビティ → めいろ を開きます。難易度を選んでページをつくると、迷路一枚につきクレジットが一つ使われます。できあがったページはライブラリに保存され、そのまま書き出して印刷できます。
印刷は白黒で十分です。鉛筆が道の中をゆったり動けるよう、とくに初心者には、あまり縮小せずに刷ってあげてください。二人で遊ぶなら一人一枚。それぞれが自分の道を見つけられます。
迷路を解き終えたら、色鉛筆の出番です。角にいる蝶やトラや探検家は、まだ色を待っています。ゴールにたどり着いたあと何が起きたのか、お子さんに話してもらうのもいいでしょう。
道がちゃんとつながる理由
迷路に必要なのは、それらしい線だけではありません。スタートとゴールがつながっていなければならない。このアクティビティをつくるうえで、いちばん難しかったのはそこでした。AIは迷路らしい絵を描けますが、その途中でうっかり唯一の通り道をふさいでしまうことがあります。
そこでLineoraの主な生成方法では、まずプログラムが迷路をつくります。全体がひとつながりで、スタートからゴールへの道が一本だけある迷路です。AIはそれをお手本として写し、写真から生まれる部分 — キャラクター、ゴール、見出し — を書き加えます。
そのあと自動のチェックが、ふさがれた通路や閉じてしまった入り口がないかを調べます。問題が見つかれば、Lineoraは描き直します。全部で三回まで。
これで失敗はかなり減りますが、完璧が保証されるわけではありません。三回とも検査に通らなかった場合は、最後の一枚がそのまま届きます。大勢に配る前には、一度ご自分で道をたどっておくことをおすすめします。
覚えている一枚から始める
このあいだの散歩やお出かけの写真を、お子さんに選んでもらってください。迷路をつくって、鉛筆をそえて、写真とのつながりに気づくかどうか見てみましょう。
「あ、これ、あのとき見た蝶だ!」 — 迷路の始まりとして、これほどいいものはありません。